血圧

白衣高血圧と仮面高血圧

病院で血圧を測るときや、職場で働いているときに血圧は上がりやすくなります。一時的なものですが、持続的な高血圧状態になる可能性もあるので、日頃からの血圧管理が重要になってきます。

 

白衣高血圧

病院外では正常血圧であっても、医師や看護師に血圧を測定してもらうと緊張感やストレスから高血圧になってしまうことを白衣高血圧と呼び、診察室血圧が高血圧と判定される人の15~30%に見られるといわれています。

白衣高血圧は緊張感などで一時的に血圧が上昇しているだけですから、すぐに治療を開始する必要はありません。しかし、白衣高血圧であっても、なんらかの臓器の異常が伴ってくれば治療が必要になってきます。また、白衣高血圧が持続性高血圧に移行することもあります。白衣高血圧の人は、家庭での血圧測定を習慣化し、その数値の推移を医師に伝え、同時に臓器の変化も見ながら、治療を考えていく必要があります。

 

仮面高血圧

白衣高血圧とは反対に、病院で測定した血圧は正常値なので、家庭で測る血圧が高くなっているのが、仮面高血圧です。本来、高血圧と診断されるべきですが、診察室では正常血圧という偽りの状態を示す高血圧という意味で、仮面高血圧と呼ばれています。

家庭血圧計の普及や、24時間の血圧測定が可能になったことから、仮面高血圧患者の存在が予想以上に多いことがわかってきました。

仮面高血圧の人は白衣高血圧にくらべ、1日の大半を高血圧で過ごしている可能性もありますから、より気をつける必要があります。仮面高血圧は、ヘビースモーカーや大量飲酒、仕事などで重度のストレスをかかえている人などに多く見られます。病院では喫煙できませんし、仕事場でのストレスがかかりませんから、血圧も下がるというわけです。

特に職場にいる時間帯に血圧が上がるケースを職場高血圧と呼ぶことがあります。

日本高血圧学会が定めた「高血圧治療ガイドライン2019」では、以下のようなケースを仮面高血圧としています。

ポイント

①診療室で何回か測った血圧の平均値が、14/90㎜Hg 未満であって、さらに、
②家庭で測った値や携帯型血圧計で自由に構想しているときに測った値の平均が135/85㎜Hg 以上の場合か、または、
③24時間測定した平均血圧が130/80㎜Hg以上の場合

このように①が基本条件となり、②または③があてはまる場合が仮面高血圧になります。

正常血圧とされている10%ほどは仮面高血圧に該当するのではと考えれれており、それを突き止めるためにも、病院外での血圧チェックが必要になります。


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