血圧・血糖値

血圧を下げるために④ 高血圧の犯人は…「末梢血管抵抗」

血圧を下げるために③「中心血圧」「動脈硬化」「 メタボ」揃うとまずい3つのキーワード

血圧を下げる解決法…

血圧を下げ、効率よく動脈硬化の進行を防ぐにはどうすればよいのか、、、

結論:末梢血管を開くこと

中心血圧が上がるのは、主に全身の血管のしなやかさが失われたり、血管が狭くなって血管の抵抗が強くなることによって生じる心臓への「跳ね返りの圧」が高くなるからと説明しました。

ということは、血管をしなやかに開けば、心臓への「跳ね返りの圧」も減少し、中心血圧は下がるのです

もちろん、血管が開けば、血管全体の抵抗が減るので、「心臓が血液を送り出す圧」も下がり、上腕血圧も下がります。

「血管を開く」と言いましたが、正確には、「末梢血管を開く」です。

「末梢血管を開くこと」=「上腕血圧を下げること」になりますが、同時に「中心血圧を下げること」にもなるので、心臓を楽ににしてあげることになるのです。そして、それは生活習慣の改善の積み重ねで達成できるのです。

血圧高めの方へ

「末梢血管」って何?

「末梢血管」とは手や足などの末端の動脈のことです。

心臓から全身に向けては大きな動脈が走り、それが枝分かれしながら全身へと分布し、手や足の先まで張り巡らされています。

大きな動脈は25~30ミリの直径で、だんだん細くなっていき、直径3~4ミリの小さい動脈、さらに細い細動脈、さらに細かい毛細血管と分かれていきます。毛細血管となると約7ミクロン(1000分の7ミリ)です。

このとき細動脈から先の細い血管を「末梢血管」と呼びます。

身長が170センチの成人の体内には、長さ約10万キロにも及ぶ血管が走っているといわれています。これは地球の2回り半にも相当します。

全身のあらゆる臓器、組織に必要な栄養や酸素を送る「末梢血管」。私たちの健康はこの血管をいかに健康に、若く保つかにかかっているのです。

血管が健やかで、スムーズに血液を運んでくれれば血圧は安定し、動脈硬化も防げます。

末梢血管をしなやかに開くことは、上腕血圧を下げることにつながりますが、末梢からの圧の反射を減らすことになるので中心血圧もまた低下させることになります。

● 末梢血管の抵抗を下げる=血圧が下がる

「末梢血管の血液の流れにくさ」のことを「末梢血管抵抗」と言います。

中心血圧は、
①心臓から送り出される血液の量
②それを受け入れる血管の抵抗
③全身の血管から心臓へ跳ね返る圧

の3つの因子で決まります。

「末梢血管抵抗を弱める」ということは②の血管の抵抗を下げるこちに直結するのです。

末梢血管抵抗が弱まる場合、上腕血圧においては、心臓が血液を送り出す圧が下げるので、血圧が下がりますし、中心血圧で考えれば、跳ね返りの圧が減じるのでやはり血圧が下がることになります。

血圧高めの方へ

「ストレス」で血液が急上昇する理由

末梢血管は私たちが「コントロール可能」な血管です。
末梢血管は自律神経と連動していて、自律神経によって開いたり、閉じたりする性質があります。

たとえば冬の寒いとき、私たちの体はブルブルと震えたり、手足がこわばったりします。あれは末梢血管がぎゅーっと収縮して、熱を逃がさないようにしているからです。

この働きをつかさどっているのが「自律神経」です。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、無意識のうちに調節されています。このうち交感神経には血管を締め、副交感神経には血管を開く働きがあります。

実はアレにも影響する交感神経と副交感神経

血圧は自律神経によってコントロールされ、1日の中でも変化しています。

早朝は交感神経が優位となり、血圧は高めになります。午前中は交感神経優位の状態が続き、午後から夜にかけて今度は副交感神経が優位となって血圧は低くなります。

ストレスや緊張によって血圧が高くなるのも、交感神経が優位になることが大きく関与しています。

血圧高めの方へ

生活習慣の改善で鍛えられるのは「末梢血管」のみ!

動脈、静脈も含めて太い血管は、自律神経と連動していないので、「開く、閉じる」というコントロールはされていません

イメージとして、ゴム管のようなもので、心臓から血液が流れてくれば膨らんで、元に戻るだけで、自律機能はありません。

つまり、私たちが生活習慣の改善で「開く」ことができるのは末梢血管だけとなります。

末梢血管は、心臓や太い血管に対する影響力は絶大です。

血圧を下げるために⑤ ゴースト血管化を防ぐには「NO」を出せばよい!



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