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脳卒中(脳梗塞)| 動脈硬化が引き起こす病気

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ポイント

・脳に動脈硬化が起こる脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血がある
・もっとも多いのが脳梗塞で、脂質異常症とのかかわりが大きい
・アテローム血栓性脳梗塞では、血管に脂質プラーク(アテローム)ができる

 

脳卒中は突然起こる、迅速な対応がカギ

脳の血管で動脈硬化が進むと、脳卒中が起こりやすくなります。脳卒中には、脳の血管が詰まる「脳梗塞」、脳の血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」の3つがありますが、現在日本でもっとも多いのが脳梗塞で、脳卒中の4分の3を占めます。

脳梗塞には、ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の3つのタイプがあり、起こる血管の太さや詰まり方が異なります。

この中で、脂質異常症による動脈硬化が深く関係するのが、「アテローム血栓性脳梗塞」です。脂質プラーク(アテローム)ができて血流が悪くなったり、プラークが破れてできた血栓が血管の内腔を詰まらせるもので、比較的太い血管で起こります。

一方、「ラクナ梗塞」は、細い血管に起こるもので、主な原因は高血圧です。かつて日本では、ラクナ梗塞が圧倒的に多かったのですが、現在は減りつつあります。

「心原性脳塞栓症」の主な原因は心房細動という不整脈で、それによって心臓にできた血栓が、血流に乗って脳へ流れ着き、脳の血管を詰まらせるものです。

脳梗塞でも脳出血でも、症状は突然起こります。下記のような症状が見られたら、直ちに病院に行くようにしましょう。

参考

●顔の片方がゆがむ
にっこり笑う、もしくは「イー」と言うと、口や顔の片方だけがゆがむ。

●片腕が上がらない
手のひらを上にして、まっすぐ肩の位置まで両腕を上げて目をつむると、5つ数えている間に片方の腕が下がる。

●ろれつが回らない
「今日は天気がよい」など、短い文章がうまく言えない。特に、「らりるれろ」の発音がうまくできない。

●時間を確認
脳卒中は急に発症するのが特徴です。何時に発症し、どのくらい時間がたっているかを確認します。脳梗塞の場合、発症後4時間半以内であれば、t‐PAという血栓を協力にとかす作用のある薬を使うことができる。

 

 

脳梗塞の場合、発症後4時間半以内であれば、血栓を溶かす薬で治療することが可能です。ただし、再発や後遺症の問題は残ります。脳卒中を何度もくり返し、運動障害や言語障害、寝たきり、認知症(脳血管性認知症)などで悩む人が増えてきているのです。

 

 

脳梗塞の前触れ発作を放置しない

脳梗塞を起こした人の約3割が、本格的な発作の前に「前ぶれ」ともいえる発作を経験しています。この前ぶれ発作を「TIA(一過性脳虚血発作)」といいます。TIAは文字通り「一過性」のもので、多くは数分から数十分でおさまります。

 

しかし、欧米の報告では、TIAの治療をしないで放置した場合、3ヵ月以内に10~15%の人が脳梗塞を発症し、そのうちの半数は最初の2日以内に発症しています。上のような症状があらわれた場合は、すぐにおさまっても放置せず、一刻も早く医療機関を受診することが大切です。


   

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