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血中脂質(コレステロール・中性脂肪・リン脂質など)

脂質異常症を引き起こす病気や薬剤

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ポイント

・糖尿病や甲状腺機能低下症は脂質異常症を起こしやすい
・降圧薬やホルモン剤などの薬剤によって脂質異常症が起こることがある
・原因となっている病気の治療をしたり薬を変えることで改善する

 

糖尿病などの病気や、降圧薬などの薬が原因に

脂質異常症を引き起こす原因となる病気で、もっとも注意しなければならないのは糖尿病です。糖尿病の患者さんの20~50%に脂質異常症が見られるといわれています。

糖尿病は、血糖値を下げるインスリンというホルモンの効き目が悪くなり、高血糖をまねきます。同時に、脂質の代謝も悪化させ、血液中の脂質が増えやすくなります。

そのため糖尿病と脂質異常症はしばしば合併します。

甲状腺ホルモンが不足する甲状腺機能低下症も、脂質異常症の原因になります。甲状腺ホルモンが減ると、LDLコレステロールが細胞でうまく使われなくなり、血液中のLDLコレステロールが増えてしまうのです。

さらに、尿にたんぱくが出るネフローゼ症候群という腎臓の病気や、クッシング症候群という副腎の病気、肝臓や胆道の病気なども脂質異常症を引き起こします。

また、病気の治療などで服用している薬剤が脂質異常症WP引き起こすこともあります。

 

 

脂質異常症を引き起こす病気

病名 症状
糖病病 インスリンの働きが不足するため、血液中の脂質が増える。特に中性脂肪値が高くなり、LDL
コレステロール値も上がる。
甲状腺機能低下症 甲状腺ホルモンの合成・分泌が減り、活力が衰える。首前部のはれ、全身のむくみ、体重増加などが特徴。中年以降の女性に多い。LDLコレステロール値が上がる。
ネフローゼ症候群 腎臓の病気。尿にたんぱく質が出てしまうため、血液中のたんぱく質が減る。全身のむくみ、体重の増加が特徴。高コレステロール血症を起こす。あわせて中性脂肪値が高くなることもある。
慢性腎不全 腎臓の病気。長い年月をかけて慢性の腎臓病が進行し、腎臓がになっている機能をはたせなくなる。中性脂肪値が高くなったりHDLコレステロール値が低くなったりする。
閉塞性黄疸 胆道の病気。肝臓から十二指腸までの、コレステロールや胆汁酸を排出する経路(胆道)が詰まるため、胆汁が逆流し黄疸があらわれる。LDLコレステロール値が高くなり、HDLコレステロール値は低くなる。
クッシング症候群 副腎の病気。副腎皮質ステロイドホルモンの1つであるコルチゾールが増えて、高血圧、多毛、骨粗しょう症、月経異常などを起こす。中性脂肪値やLDLコレステロール値が上がる。
原発性胆汁性肝硬変(PBC) 肝臓の病気。肝臓の中で胆汁が流れる管(胆管)の流れが悪くなり、胆汁酸の原料であるコレステロールが余るため、高コレステロール血症になる。

 

 

脂質異常症を引き起こす可能性がある薬剤

薬の種類 作用
降圧薬 β遮断薬 中性脂肪値を上げ、HDLコレステロール値を下げる。
サイアザイド系利尿剤 中性脂肪値やLDLコレステロール値を上げ、HDLコレステロール値を下げる。
ホルモン剤 経口避妊薬 中性脂肪値を上げ、HDLコレステロール値を下げる
ストロゲン製剤  中性脂肪値を上げる
エステロイドホルモン剤 中性脂肪値やLDLコレステロール値を上げる
免疫抑制剤 シクロスポリン製剤 中性脂肪値を上げる
角化症治療薬 レチノイド製剤 中性脂肪値やLDLコレステロール値を上げる
向精神薬 クロルプロマジン 血中脂質が増える
 イミプラミン HDLコレステロール値を下げる

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