男の悩みを一気に解決

男の悩み .info

健康診断 コレステロール・中性脂肪・内臓脂肪

HDLコレステロールの基準値と低い・高い原因、とその改善方法

更新日:

 

HDLコレステロール(HDL‐C)の基準値/正常値・数値

40~85mg/㎗

 

検査の目的・内容

HDLコレステロールは血中脂質の運び役であるリポたんぱくの1つ で、リポたんぱくの中では、コレステロールや中性脂肪の含有量が 最も少ない存在です。

大きさも最も小さく、血液中を流れながら血管内や組織内のすき間 に入り込んでは、余分なコレステロールを回収して肝臓まで送り届 けています。このような役割があることから、HDLコレステロールは 「善玉コレステロール」とも呼ばれています。

 

HDLコレステロールの血中量が少ないと、動脈血管壁にたまった余 分なコレステロールの回収がうまくできなくなり、動脈硬化を促進 する要因となります。この検査は、血液中のHDLコレステロールの状 態を確認し、LDLコレステロール検査とともに、動脈硬化の進行の有無を判断する指標とするものです。

 

検査でわかること

この検査で問題となるのは、数値が低い場合です。HDLコレステロー ル値が基準値より低いと、動脈硬化が進行し、それに伴って各種の 病気が生じてくる危険性があります。

 

ただ、検査数値がやや低い程 度で、総コレステロール値やLDLコレステロール値が基準値より低い レベルにあるようなら大きな問題にはならないと考えてよいでしょ う。

 

検査数値が少々高い場合は、ほぼ問題ないと考えます。しかし、100 ㎎/㎗を超えている場合はなんらかの病気の影響であることも考えら れます。

 

数値が高い場合と低い場合

●高値の場合
検査数値が100㎎/㎗を超えていると、高HDLコレステロール血症と診断されます。極端に高い場合や、検査をするたびに上昇している場合は、胆汁性肝硬変などの存在も考慮する必要があります。
そのほか、家族性CETP(コレステロールエステル転送たんぱく)欠損症という病気も考えられます。これは、HDLコレステロールの機能が遺伝的に低くなっているもので、それを補うために量が増えるものと考えられています。日本人の100人に1人はこの病気であると言われています。

 

●低値の場合
HDLコレステロール値が基準値を下回っていれば、それだけで動脈硬化を進行させる原因になります。さらにLDLコレステロール値または総コレステロール値が高い場合は、動脈硬化を進行させるおそれが高まります。その結果、狭心症心筋梗塞脳こうそくなどを発症する確率が正常な人よりも高くなります。
また、急性肝炎慢性肝炎腎疾患慢性膵炎などの基礎疾患があり、その影響で検査数値が低くなっているおそれも否定できません。
なお、喫煙習慣がある人は、検査数値が確実に低くなります。また、糖尿病や肥満、運動不足の人も、検査数値が低くなるおそれがあります。

 

異常値が出た場合の改善策

検査数値が低い人は、まず基礎疾患の有無を確認し、その存在がわかれば、その病気の治療を行います。
基礎疾患がとくになければ、生活習慣の改善に取り組む必要があります。まずは喫煙習慣がある人は、必ず禁煙を実行しましょう。また、過度の飲酒もよくありません。逆に、適度の飲酒の場合は、HDLコレステロール値を上昇させると報告されています。つねに、また確実に「適度」を守れる人であることが、飲酒の条件になります。

 

そのほか、食事内容の改善肥満や運動不足の解消も、HDLコレステロール値を上昇させるうえで欠かせない要件になりまうs。検査数値が低い人に対してはこれらについて医師や栄養士から具体的なアドバイスをもらい、確実に実行するようにしましょう。
高値の場合も、まずは基礎疾患の有無を確認して、存在しているれば、基礎疾患の治療を行います。疾患が特になく、症状も出ていなければ治療の対象にはなりません。ただし、定期的な経過診察は必要です。

 

家族性CETP欠損症であると診断された場合も、高値の場合と同じ対応になります。ただ、この病気がある人は狭心症や心筋梗塞などを起こしやすいという報告もありますから、その点に注意することが大切です。

 

 

数値が低い人の食事改善法

肥満の人は、まず食事量を適正にしてその解消に努めます。油分や砂糖、でんぷんの多い食品を少なるすることから始めましょう。油は、LDLコレステロール値を低下させる働きがあるオレイン酸や、リノール酸を多く含むオリーブ油、サフラワー油、ひまわり油などを選びます。ただし、多量摂取は禁物です。 糖尿病の人は、食事療法を確実に実行しましょう。

肉と魚をバランスよく食べることも大切です。魚はLDLコレステロール値を下げたり、動脈硬化を防いだりする効果がある脂肪酸の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含むいわしやさば、さんまなどの青背のものがよいでしょう。

Copyright© 男の悩み .info , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.